暮らしのうたを歌おう

暮らしのうた

《つなぐ》の今年の活動を終えて、ようやくすこしずつ落ち着いてきました。

来年からのことを考えながら、これまで取り組んできたことが収斂されて、ひとつところに向かっていくのを漠然と感じています。つまるところ、「暮らしに根差したうた」を歌っていきたいのだと、自分の方向性を理解しています。

10月には筑波と伊東で歌わせていただきます。筑波では万葉の歌を、伊東では木下杢太郎の随筆に曲を付けた作品を、それぞれ歌わせていただきます。

先日は、俳人の赤野四羽さんから句集「打たれた釘」を贈っていただきました。遠い郷愁を呼び起こす赤野さんの句は、イタリア語にも翻訳されました。イタリア国内でも高い評価を受けられたそうです。赤野さんの作品もいつか、声を使って表現したいと願います。

今月末には、かのうよしこさんの「カキョクカフェ」で、南青山のZIMAZINEさんで演奏させていただきます。街にとけこんだ音楽の風景は憧れだったので、とても嬉しいです。

《つなぐ》もまた、「暮らしに根差したうた」です。いずれも大事に育てていきたいと願います。

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