瀧野川藝術倶楽部発足に向けて

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来年度から「瀧野川藝術倶楽部」と題して、地元北区でのアート活動を本格化させていこうと準備中です。

地域に根差した文学を掘り下げて、新しく音楽と組み合わせて発表したり、作家としての個展なども開こうと考えています。

ありがたいことに最近は、詩歌や楽曲制作の分野でも評価をいただけるようになってきました。作家としての自信にも繋がってきました。心より感謝しております。

晩夏になってからは、ずっとさぼっていた絵画も再開しました。いまは少しずつ勘を取り戻している最中です。

いまはポストカード大のものしか制作していませんが、徐々に大きなものも制作を再開していきます。

来年のどこかでは、絵画作品と制作した楽曲を組み合わせた個展も開催したいと考えております。こちらも楽しみです。

瀧野川藝術倶楽部ではまず地元に根差した活動として、呼吸法に基づくマインドフルネスの実践ワークショップでもある「よはくのじかん」を始めていこうと考えています。

統合失調症の寛解という過去の自身の経験に基づいて、自分が出来ることはないかしら?と考えていた時に思い至ったのが、自分が回復したきっかけともなった呼吸法に基づくマインドフルネスの実践ワークショップでした。

こちらは晩秋から少しずつ動き始めていく予定です。どうぞお楽しみに!

また来年春からは童謡コンサート「きんのふね、きんのほし」も始めていこうと考えています。こちらは、ファミリー層向けに伝えていきたい童謡や、新しく作っていく童謡を集めたコンサートです。ゆくゆくは、親御さんがお子さんのために作る世界にひとつだけの童謡制作ワークショップにも取り組んでいきたいです。

そして、年に一度は日本文学と音楽の融合をテーマとした「瀧野川文學演奏会」を開いていこうとも考えています。来年度は夏目漱石原作/根本卓也さん作曲のモノオペラ「『夢十夜』より〈第一夜〉」を主軸に据えた演奏会を考えております。他に竹久夢二詩の自作歌曲などの発表も予定しております。

こうした活動に取り組んでいると、高校時代に友人の詩作に絵をつけて、文化祭でグループ展をやったことを思い返します。それが今の自分の原点となっているのでしょう。

考えてみれば、共感を覚えて研究対象としていたボーイトもワーグナーも「文学と音楽を融合させた世界を創る人」でした。私がこうして制作活動を再開させたことも、文学と音楽を融合させていこうとするあがきも、これまで歩んできた中での自然の帰結なのかもしれません。

創作・制作活動を通じて、この世の中の余白を作り出していくお手伝いが出来ればいいな…と願います。

これからの活動も、ちょくちょく報告してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

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