質素に生きる

エッセイ

先日、こんなnoteを書きました。

「成功」ってなんだろう|小暮沙優
先日、ある方と話しているときに「あの時に私の言うことを聞いていたら、あなたは若くして成功していたのに」と言われて、ハテナ?と思いました。 そもそも「成功」とは何なのでしょう。社会的に認められることかしら。お金を多く稼ぐことかしら。大きな家に住むことかしら。毎日忙しくすることかしら……。 私には、この「成功」というも...

「自分の言うことを聞いていれば成功したのに」とおっしゃった方の真意はわかりかねますが、世の中には様々な見方があるのだなということを再認識する結果となりました。

私には世間一般の求める「成功」の定義が理解出来ないのだ、ということを飲み込むことが、先だってようやくかないました。なによりもそんなに興味も関心もないのだということも、ようやく理解出来ました。それよりもおうちで昆布水をつくって、おいしいご飯を作ることの方がよっぽど大事なようです。お掃除の時間を増やす方がよっぽど大事なようです。

出来る限り、質素に堅実に生きていきたいと願います。面白みには欠けるのかもしれませんが、日々の中の季節の移ろいや、湯の沸く様を眺める時間、そして穏やかな日々こそが一番大事だと思えて仕方がないのです。

こんなnoteも書いています。

満足度の風呂敷を広げすぎない|小暮沙優
先日読んだ一田憲子さんの『大人になってやめたこと』(扶桑社)の中に「満足度の風呂敷を広げすぎない」というフレーズが出てきて、心のジグソーパズルのピースがパチッとはまった感覚をおぼえました。 一田さんが神戸市の六甲にあるギャラリー「モリス」を手伝っておいでの森脇ひろみさんという方のお話をお伺いした時に、そう思われたとい...

たぶん同じことなのですが、書いていくことで自分の中での実感が深まっていくという感触があります。

質実剛健に、地道に、のんびりと。このあり様を常に心がけ、質素な暮らしを大事に育んでいきたいです。

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